鏡に映る別人 ~思い込みの果てに


 

着火ウーマン 矢野圭夏です。

 

姉さん!事件です!

 

 

 

 

そこそこのことではめげない私ですが

週末、どえらいことがおきました。

 

 

 

 

 

 

親しき仲にも礼儀ありと言いますが、

お互い「わかった」つもりで進めていた案件が、

結果「そんなはずじゃなかった」

というのはよくある話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前、天文館の美容院で

私を担当してくれていた美容師さんが

姶良でご自身のお店をオープンされまして。

 

 

 

 

この2年ほど、姶良に通っております。

 

 

 

 

 

かれこれ5年の付き合いだし、

私が多くを語らずとも

いつも似合わせカットをしてくれる彼女。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、先日も

うきうき気分でお店へ参りました。

 

 

 

 

 

 

 

「この間のカット評判良かったので

同じ感じで!」

 

 

 

 

 

とだけ言い残し、

睡魔に負けて夢の中へ・・・

 

 

 

 

 

今思えば、

なんか話が噛み合っていないような

やけにウキウキした彼女の口調や、

伏線はあったのですが・・・

 

 

 

 

 

夢見心地ながら、

ザクザクされる感じも・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっ!

 

と目を覚ましたら

 

 

鏡に映る別人

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー

ずいぶん軽くなりましたねー。」

 

と言うのが精いっぱいで。

 

 

 

たぶん目が笑ってなかったし

私の声のトーンも一段と低かったし

さすがに彼女も「まずい!」と思ったのか

 

 

 

「あ~!短かったですか?!」

 

 

あきらかに焦ってるねー。

 

 

 

 

 

 

時すでに遅し。

切った髪は戻らない。

 

 

 

 

 

 

「てっきり、

ショートにするのかと思いこんでました!」

 

 

 

そうそう、その思い込み

 

 

 

 

わたし、言いましたよね。

 

「この間のカット評判良かったので

同じ感じで!」

 

って・・・。

 

 

 

 

そのスタイル再現の為に

あなたのところに来たんです。

 

 

 

 

 

 

 

んー

でもなぁ。

コミュニケーションって

「伝え手」の責任だしなぁ。

 

無防備に寝ちゃった私も悪いよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともあれ、

 

「またすぐに伸びますから

大丈夫ですよ。」

 

と言い、店を出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「思い込み」って怖い。

 

 

 

 

 

髪は伸びてくるけど

もしこれが仕事上のやりとりであれば

取り返しがつかないこともありますよね。

 

 

 

 

 

 

まぁ、切った髪も戻らないけど(笑)

ここから学ぶとすれば、

 

「きっとそうだろう」

 

という思い込みを手放し

 

いつも新たな気持ちで、

真摯に相手に向き合い

日々の物事に取り組むこと。

 

 

 

 

 

 

うん、きっとそうだ。

 

教えてくれてありがとう。涙

 

 

 

 

 

 

 

P.S

 

街で私を見かけたら

 

「似合ってるね」って声かけてください。

 

ちなみに

 

「悪くないよ」は褒め言葉ではありません。

 

 

 

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