タガタメに場をつくる?~人は出逢い、火がつき、化学反応を起こす。

 

 

着火ウーマン 矢野圭夏です。

 

 

 

 

 

昨日は私の中でひとつ大きな区切りを迎えた日でした。

 

 

 

 

 

 

昨年10月から取り組んできた

「鹿児島ラピュタ計画」という

場づくりプロジェクトの(勝手に)最終回。

 

 

 

 

 

鹿児島の未来、名山町の未来を描く若者の熱意に

胸を打たれる一日でした。

 

 

 

 

 

 

そもそもは、

鹿児島市主催「ソーシャルデザイン会議」

(地域課題を官民協働で多様な団体が連携して解決しようという場)

の中で、うっかり発言した

「起業家たまごのシェアスペースをつくりたい!」がきっかけ。

 

鹿児島市市民協働課のフェイスブックページはこちら

 

 

 

 

それがまさか8カ月に渡り、のべ100名を巻き込む

壮大なプロジェクトになるとは思いもしなかった。

 

 

 

 

 

ハタから見ると「大成功」ばかりに見えるかもしれないけど・・・

 

否!!

 

 

 

 

 

未体験ゾーンへのチャレンジに

もがき、涙し、ぶつかり稽古していた私です。

 

 

 

 

 

一番苦しんだけど、一番たくさんのものを得られたのも

発起人として、当事者として

目の前の「ヒト」と「コト」に向き合ったからこそ。

 

 

 

 

汗をかいた分だけ、財産になりますね。

 

 

 

 

 

 

「これやりたい!」

と声をあげることで

 

「力貸すよ」

と言ってくれる人がいて

 

惜しみなく時間、スキル、人脈をシェアしてくれる。

 

 

 

 

 

そうやって想いが重なってできた

1つのチャレンジの場が、

次の新たなチャレンジを生む場になる。

 

 

 

 

 

 

人と人とが出逢い、

 

心に火がつき

 

刺激され

 

化学反応が起きる。

 

 

 

 

 

熱量って、電波、伝染していくんですよね。

 

 

 

その様子が、たまらなく愛おしい。

 

 

 

 

 

 

だから「場」をつくるんだな、って。

 

 

そこには、「お金」では買えない価値がある。

 

 

 

 

 

 

私が言うところの「場」とは

本来は概念的な「場」であって、

まじでここまで、リアルな「場」(シェアスペース)づくりに

関わるとは思いもしなかったけど。笑

 

 

 

 

 

 

そこは、化学反応のひとつで

まちづくりのプロに「してやられた」という感じ。

 

 

 

 

一線で活躍する男の仕事ぶりを

インストールさせていただきました。

(これはプライスレスな経験でしょう!)

 

 

 

 

 

 

 

昨夜のイベントの話に戻りますが、

 

 

 

 

旧ホテルのスペースのリノベーションアイデアを

建築を学ぶ学生や、デザイナーがプレゼンする

「コミュニティスペースデザインコンテスト」。

 

 

 

 

目の肥えた審査員や、大人たちが視線を向ける中

トップバッターをつとめた大学2年生のTくん

 

 

 

 

「(大学の)課題(の締切)が・・・」

と言いながらも、一番最初に会場入りしてくれて、

データチェックやリハーサルに取り組んでくれた彼。

 

 

 

手が離せない私は、

後から来たプレゼンターのサポートもお願いして

わいわいと仲良く準備してくれていました。

 

 

 

 

 

Tくんは締切後の駆け込みエントリーで準備期間が短かく、
プラン自体はジャストアイデアに留まり

審査員からも厳しいQが飛んできましたが

時間いっぱい1人でやりきったことだけでも大きな価値です。

 

 

 

 

あとに続く3組のプレゼンを見守り

初対面の大人たちと交流し

たくさんの刺激をもらっていました。

 

 

 

 

 

彼の成長が目に見えたのが、イベントのラスト5分。

 

 

 

 

4組のプレゼンが終わり、講評と贈呈のあと

プレゼンターが感想をのべる場面。

 

 

 

 

「まだまだ未熟で、足りないところも

たくさんあることに気づきましたが

他のみなさんの素晴らしいプレゼンを見ることができて

貴重な体験をさせていただきました。

とても勉強になりました。」

 

 

 

 

「何度も何度も、夜遅くまで、プランを見てくれた○○さんに

本当に感謝しています。ありがとうございます。」

 

 

 

 

 

見て!この潔さ!!!

 

 

 

2時間前の彼とは顔つきが異なり、

たくましさと清々しさを感じるコメントでした。

 

 

 

 

きっと、審査会までの約1カ月の間にも

目覚ましい成長があったと思います。

 

 

 

彼の心に火がついた瞬間。

 

 

 

 

 

彼と初対面の私ですら

横で見ていて涙せずにはいられませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな熱い熱い夜とともに、ひとつの幕が降りました。

 

 

もうひとつシェアしたい「心の栄養」エピソードは

また次回!

 

 

 

支えてくださった皆さま、ありがとうございます^^

 

 

 

 

 

終了後の記念撮影。タイトルは「男女10人、梅雨物語」

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