おぬし、名をなんという?

 

こんにちは、

着火ウーマン、矢野圭夏です。

 

 

寒くなってきましたね。

そんな日はラーメン(魚介豚骨)に限る!


 

 

なにやら今夜

 「鹿児島ナンバーワンラーメンを発表!」 

という番組があるようでして。

 

 

 

 

・・・ん?

無類のラーメン好きの

私のところに取材が来ていない!!

 

 

それどころか1票すら投じていない!!

 

 

私不在のラーメン選手権なんて・・・

 

 

 

ダメよぉ~ダメダメ!!

 

 

 

 

 


 

前置きが長くなりました。

 

 注:このブログは

  鹿児島グルメブログではありません。

 

 

 

 

昨日のブログで

時代劇が混じったのを引きずって

タイトルも時代劇風にしてみました。

 

 

今日も実体験から得た「!」を

シェアしたいと思います。

 

 

 

仕事がら

セミナーやイベント、会議の場に顔を出します。

 

 

 

私も主催者や講師として場づくりする時に

大切にしていることでもありますが

それは後日お話するとして、

今日は参加者の視点でお話しますね。

 

 


 

近頃は、

「ファシリテーション」という言葉が

一般に知られるようになってきたからか

 


トップダウンからボトムアップへの風潮か

結果よりもプロセスや合意形成へのシフトか

 

 

 

「場」の空気への工夫

「場」に集う人への配慮

 

 

 

こういったことが大切にされています。

 

 


分かりやすい例としては

会場に入り席につくと

ネームカードが用意されていて

 

「呼ばれたい名前を書いてください」

 

と、おもむろにリクエストされます。

 

 

これ、私もやってますけどねー。笑

 

 

 


 

ネームカードの是非を問いたいわけでなく。

 

「名をなんと名乗る」かポイントですよ、という話。

 

 

 

「どんな名前を書くか」で

自分のアイデンティティや

周囲との関係性が決まります。

 

 

 

 

 

私は、矢野圭夏 と申します。

 

高校生までは

 

「けいちゃん」

 

と呼ばれていました。

 

これは20年近く慣れ親しんだ愛称です。

 

 

 

が、大学の友達が名付けてくれたのが

 

「ヤノケイ」。

 

 

 

たった5文字のあえて最後1字だけ省くって!

 

最後まで言おうや。

とツッコミたくなりますが。

 

 

 

この時から

私の自意識や周囲からのイメージが

 

「けいちゃん」ではなく

 

「ヤノケイ」へと移り変わります。

 

 

 

おそらく人生の中で

フルネームで呼ばれる回数より

ニックネームで呼ばれる回数のほうが

多いかもしれない。

 

 

とすれば、

 

呼ばれる名前が自意識を育てる

 

のでは?とも感じます。

 

 

 


就職後も「ヤノケイ」と呼ばれましたが

鹿児島に来てからは

一からの友達づくりなので

なかなか愛称で呼ばれる関係にはならず・・・

 

依然としてネームカードは「ヤノケイ」。

 

 

 


それが

鹿児島に来て3~4年ほどでしょうか。

 


「けいちゃん」と書く日が訪れました。


 

 

様々な年代や役職の方が集う場で

「けいちゃん」と名乗ると

 

「けいちゃんさん」と言われたり

 

「けいさん」と呼ばれたり

 

みんな好き勝手に呼んでくれますが(笑)

 

 

 

私の中で

「ヤノケイ」と呼ばれる時と

「けいちゃん」と呼ばれる時では

心持ちが違うことに気づかされたのです。

 

 

 

 

音の響きが

心の中でじゅわぁっと広がる時に

どんな自分を感じているのか・・・。

 

 

どんな自分だと心地いいのか・・・。

 

 

 

その感覚は

あなただけが分かるものです。

 

(実はその「あなた」を

 周囲は敏感に感じとっているんですけどね!)

 

 

名は体を表すとは

よく言ったものです。

 

 

 

 

あなたが次に参加する場で

ネームカードに書く名前が

あなたの人生を拓くカギになるかもしれませんね。

 

 

 

「おぬし、名をなんという?」


 


P.S

過去に「うっちー」と呼ばれていた時代もありました。

全然しっくりこない呼び名ではありますが・・・

知る人ぞ知るエピソードです。